2020年01月17日

特別展「琵琶湖疏水と京都御所をつないだ御所水道~御所用水から九条山浄水場へ」の開催について

 昨年11月に開催された国の文化審議会において,旧御所水道ポンプ室の文化財登録が

妥当とする答申が出されたことを記念し,上下水道局では,特別展「琵琶湖疏水と京都御所を

つないだ御所水道~御所用水から九条山浄水場へ」を開催しますので,お知らせします。

 京都御所の防火用に明治26年に竣工した「御所用水」は,100年の間に「御所水道」,

「九条山浄水場」へと変遷していきます。今回の特別展では,旧御所水道ポンプ室を含む

御所水道を中心に100年の歴史を振り返りながら,琵琶湖疏水の防火用水としての

役割を紹介します。

 

1 展示期間等

  展示期間 令和2年1月24日(金)~3月31日(火)

         ※休館日(月曜日,月曜日が祝日・休日の場合は翌平日)を除く。

  開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)

       

2 展示場所

  地下1階第3展示室東側及び北側

 

3 展示概要

  旧御所水道ポンプ室の写真や御所用水の改修図面等の展示

(上記画像資料:京都市上下水道局・田邉家資料)

4 入館料

  無料

 

5 展示の詳細

  本特別展では,御所水道を中心に,京都御所の防火水道として使用されていた

施設の写真や図面などを展示します。展示の核となる「旧御所水道ポンプ室」は,

かつて京都御所に防火用水を送水していました。宮内省内匠寮の設計で,

片山東熊,山本直三郎が担当したと伝わります。

 片山東熊は,迎賓館赤坂離宮などを設計した明治を代表する建築家であり,

琵琶湖疏水の建設エンジニアである田邉朔郎の義理の兄にあたります

(片山東熊の妻が,田邉朔郎の姉 鑑子です)。

 本特別展では,田邉朔郎の御子孫である田邉家の御厚意により,

片山夫妻と田邉朔郎の3人が揃って撮影されている田邉家秘蔵の写真をお借りし,

展示します。今回の特別展の見どころの一つです。

 

(参考)

 国の文化審議会は,令和元年11月15日(金)開催の同審議会文化財分科会の

審議・議決を経て,旧御所水道ポンプ室を国登録有形文化財に登録するよう

文部科学大臣に答申を行いました。

 今後,官報告示を経て,正式に登録される予定です。