2019年12月16日

琵琶湖疏水連続講座の開催について

 琵琶湖疏水は,明治23年4月の竣工以来,豊かな水の恵みで京都市民のくらしを守り,

まちの産業や文化を支えてきました。上下水道局では,琵琶湖疏水の魅力の向上と発信に

取り組んでおり,琵琶湖疏水記念館でも,計画や建設に関する資料の展示などを行っています。

 本年3月8日,琵琶湖疏水記念館は,開館30周年リニューアルオープンを迎えました。

また,令和2年には琵琶湖疏水竣工130周年を迎えます。琵琶湖疏水への関心が高まる

この機会を捉えて,琵琶湖疏水の意義及び先人の偉業を顕彰するため,

琵琶湖疏水連続講座を開催しますので,お知らせします。

 本講座では,3名の外部講師を招き,琵琶湖疏水にまつわる建築物や景観について

御講演(第1回,第2回)いただくほか,フィールドワーク(第3回)も実施しますので,ぜひ御参加ください。

 

1 開催日時

  第1回 令和2年1月25日(土)   午後2時~午後4時

  第2回 令和2年2月22日(土)   午後2時~午後4時

  第3回 令和2年3月20日(金・祝) 午後2時~午後4時

 

2 開催場所

  琵琶湖疏水記念館 2階AVホール(京都市左京区南禅寺草川町17)

  ※第3回のみ,上記会場集合後,蹴上周辺においてフィールドワークを行います。

 

3 定員

  40名

 

4 申込方法等

 ⑴ 申込方法 

   各回の申込期間中,電話,FAX,電子メールにより,「京都いつでもコール」にて

  申込みを受け付けます。受講申込者が募集定員を超えた場合は,抽選にて受講者を決定します。

   TEL:075-661-3755(午前8時~午後9時)

   FAX:075-661-5855                お掛け間違いに御注意ください。

   ホームページ:https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000012821.html

 ⑵ 申込期間

   第1回 令和元年12月20日(金)~令和2年1月14日(火)

   第2回 令和2年 1月15日(水)~令和2年2月12日(水)

   第3回 令和2年 2月13日(木)~令和2年3月10日(火)

 

5 参加費

  無料

 

6 概要

【第1回】 1月25日(土曜日)午後2時~午後4時

武庫川女子大学客員教授,京都工芸繊維大学名誉教授  石田 潤一郎 先生

「琵琶湖疏水の建築遺産」

 琵琶湖疏水のトンネル洞門は小原益知という建築家がデザインしました。

また,第二疏水開通時に設けられた旧御所水道ポンプ室は宮内省の建築技師・片山東熊と

山本直三郎の設計によります。これらの建築は疏水に花を添えている重要な要素であるとともに,

明治建築の遺産として貴重な存在です。あらためてその価値に光を当てます。

 

【第2回】 2月22日(土曜日)午後2時~午後4時

京都大学大学院人間環境学研究科教授  中嶋 節子 先生

「琵琶湖疏水のある風景―近代京都の新名所から京都らしい景観へ」

 水車動力,運輸,灌漑,防火などを目的とした琵琶湖疏水関連施設は,

京都の近代化に寄与するとともに,新名所として人々の耳目を集め,

やがて京都らしい風景として広く受け入れられるようになります。

それは,山紫水明の都市京都にあらわれた新しい水の風景でした。

琵琶湖疏水がもたらした水の風景とその意味を歴史的にたどります。

 

【第3回】 3月20日(金曜日・祝日)午後2時~午後4時

京都高低差崖会崖長  梅林 秀行 先生

「琵琶湖疏水から巡る“近代京都”の発生源」

 「近代」は〈どこから〉生まれたのでしょうか。琵琶湖疏水の開通をきっかけに,

明治時代の京都では市街地の外側から,ハード・ソフトの両面で「近代」が発生していきました。

今回の講座では,琵琶湖疏水一帯を歩くことによって,明治期京都の近代化施策について

理解を深めていきたいと思います。

※フィールドワークのため,歩きやすい服装で御参加ください。